クジラの声を聞きながら

2023年12月16日

水中でクジラの声を聞きながら、マクロ好きなお客様と小さい生物を探しにダイビング。
写真はお客さんが撮影された一部を借りました!
撮って頂いた写真の一部を公開します。

まずはハワイ固有種のハワイアン ホワイトスポッテッド トビーの子供。
まだ体色がはっきりしていない個体ですね。ゴマウツボが生息している場所の近くにいてました。

葉っぱのマネをして隠れているハダカハオコゼ。体色がバリエーション豊かな種類なので、ぜひ全色コンプリートしたいですね。ハワイには他にも白や赤、黒の個体もいます。

ケワロパイプによくいるゴマウツボとハワイアンクリーナーラスのペア。お互い協力しあって、共生しています。後ろには大型のカニであるオオアカヒズメガニやクリーナーシュリンプとして有名なオトヒメエビやクメジマオトヒメエビもいました。
ここはクリーナーラスやクリーナーシュリンプが生息しているので、スズメダイやブダイなんかも寄ってきて、クリーニングステーションとして盛り上がっています。

ケワロパイプにオオフエヤッコダイの色彩変異バージョンの個体がいます。通常白い部分が黒色になっている個体です。なかなか珍しい個体ですが、この場所に居着いているので今なら紹介できます。

ウミウシの種類、生息数は日本に比べてすごく少ないハワイです。一応綺麗なウミウシ代表として、アデヤカミノウミウシ!

固有種のウミウシを紹介したいと思って探していたら、いつもいるのがこのコイボウミウシ。

今いろんなところでセダカギンポが産卵しています。写真はもうすぐ孵化しそうな卵です。
産みたての卵は黄色いので、すぐわかります。沈船ポイントにも、浅瀬ポイントにもセダカギンポはいるので、紹介しやすいです。

マクロリクエストだったため、小さい生物を中心に紹介していきましたが、もちろんウミガメもご紹介しています。